眠気 いびき外来 睡眠時無呼吸症候群(SAS)治療日帰りレーザー手術 慶友銀座クリニック 東京都中央区

東京都中央区築地1丁目13番11号高橋ビル2階
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小児のいびき・睡眠時無呼吸症候群

子供のいびきや無呼吸は実際にはかなり多いとの報告があります。見過ごされるケースはほとんどですが、慶友銀座クリニックのある東京の中心の中央区(銀座・築地)は、子供の数は少ないのですが、いびきを主訴に母親と慶友銀座クリニックを受診する子供は多いです。小児の睡眠時無呼吸(SAS)は、気道が狭くなる閉塞性睡眠時無呼吸(OSAS)がほとんどです。小さなお子さんは自らの症状を訴えることは難しいので、共に生活している保護者が睡眠時無呼吸のサインを見逃さないようにしなければなりません。小児の成長発達に睡眠時無呼吸はかなり影響し、生涯にわたり心身に大きな影響を及ぼしかねないので、早期の診断と早期の治療は重要です。

子供の睡眠時無呼吸を放置すると、深い睡眠が得られないため、成長ホルモンが十分に分泌しない

・低身長
・低体重
・肥満

夜間の十分な睡眠がとれず眠気が昼間も残る

・集中力の低下
・注意散漫
・多動性障害
・学業成績の低下
・寝付き・寝起きが悪い
・昼間・覚醒リズムの低下

睡眠時無呼吸の治療効果

・ねむけの解消
・集中力のアップ
・学力向上
・睡眠・覚醒サイクルの正常化
・バランスとれた体格

睡眠時無呼吸の症状

・いびき
・口を開いて寝ている
・頻繁な寝返り
・寝汗 夜尿症
・チアノーゼ(重症の場合)

小児の睡眠時無呼吸検査

・詳細な問診
・保護者によるスマホでのビデオ撮影(5分間撮影)
・鼻腔及び口腔内の観察
・あごの観察
・極小ファイバーでのアデノイドを含む定期的な咽喉頭観察
・画像検査
・必要時血液検査(溶連菌・甲状腺・アレルギー等)
・終夜睡眠時ポリグラフィー検査(まず自宅で)

小児閉塞性睡眠時無呼吸症候群(睡眠障害国際分類第3版)

基準AとBのどちらも満たす、若しくはC単独

A 以下の最低一つがある
1:いびき
2:努力性・奇異或いは閉塞性呼吸が小児の睡眠中に認められること
3:眠気・多動・行動の問題或いは学習の問題がある

B PSG(終夜睡眠ポリソムノグラフィー)検査にて下記の一つ以上がある
睡眠時1時間あたり、1以上の閉塞性・混合性無呼吸或いは低呼吸(若しくはC単独を満たす)

C 小児低換気の定義を満たし、かつ下記条件(閉塞性低呼吸)のいずれか一つを満たす
a イベント中のいびき
b 吸気時に鼻圧或いは気道陽圧呼吸(PAP:Positive Airway Pressure)機器からの気流信号の平坦化が基準呼吸に比較し増加
c イベント前には認められない胸腹部奇異運動がイベント中に認められる

(診断基準)
基準Aの臨床症状があり、かつ基準Bにて閉塞性無呼吸低呼吸指数AHI≧1⇒閉塞性睡眠時無呼吸との診断
基準CはPSG施行困難な2歳未満が対象の基準で、適応範囲は狭い。呼吸イベントの定義は米国睡眠学会のスコアリングマニュアルに従う。持続時間のみ成人(10秒以上)と小児(2呼吸分以上)にて異なる。

(小児閉塞性睡眠時無呼吸の重症度分類)
◎軽症:1≦AHI<5 ◎中等度:5≦AHI<10 ◎重症:10≦AHI

治療

・生活習慣の改善(規則正しい生活・夜間のコンピュータ使用禁止)
・肥満の解消

・いびき体操(口腔筋機能療法)
・薬物療法(ステロイド点鼻薬や抗アレルギー・ロイコトリエン剤による鼻閉改善)

・耳鼻咽喉科的手術Ⅰ(日帰り:鼻レーザー手術や舌小帯切除)
・耳鼻咽喉科的手術Ⅱ(全身麻酔:アデノイド切除・口蓋扁桃切除)

・顎顔面外科的手術Ⅰ(日帰り:上顎急速拡大術)
・顎顔面外科的手術Ⅱ(全身麻酔:歯科矯正を含む顎前方移動術)

子供の睡眠について

子供にとり必要である睡眠の時間は、1-2歳(11-14時間睡眠)・3-5歳(10-13時間睡眠)・6-13歳(9-11時間睡眠)・14歳-17歳(8-10時間睡眠)と考えられています。
子供が睡眠不足や睡眠障害が持続すると 生活習慣病や肥満やうつ病になりやすくなるといわれています。子供の生活リズムが年々夜型傾向になり、遅寝遅起きの子供が多くなってきたそうです。厚労省の調査では、お母さんが働いている家庭ではお母さんの労働時間が長いほど22時以降に寝る子供の割合が多くなっているとのこと。夜更かしをする子供たちには寝不足になり適切な指導が大切です。就寝時間と起床時間が不規則か、就寝前約30分は一定スケジュールか、静寂で居心地がいい寝室、部屋の温度 (24度以上は暑いかも)、就寝前2時間以内の食事・カフェインの摂取等のチェックが必要です。「早起き・早寝」の習慣を身につけるようにしましょう。小児の中でも2%ほどいる睡眠時無呼吸を見逃さないようにしましょう。重度になると日中の集中困難・学習能力低下がおきることがあります。まず子供さんが習慣的ないびきをしているようであれば、睡眠時無呼吸を疑いいびき・睡眠時無呼吸の専門医療施設を受診しましょう。
参考)
National Sleep Foundation’s updated sleep duration recommendations, Final Report. Sleep Health2015(1) pp233-43
中枢性過眠症 睡眠不足症候群 睡眠医療 2017(11)pp205-12
厚労省e-ヘルスネット(子供の睡眠)

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