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睡眠時無呼吸のオンライン診療
新型コロナ特別法の状況では、初診から睡眠時無呼吸の診断をすることが健康保険上ある程度制度的に可能です。しかし、体のどこが閉塞性睡眠時無呼吸の原因となる閉塞部であり、そこを空気が通ることでいびきを起こしているかはよくわかりません。スマホでは光が通らず、口腔内は全くもってよくわからないというのが現状です。撮影には光が関係するので、6Gや10Gになってもよくわからず、じゃあ赤外線でとなると色も違い、質感もよくわからないからです。診察室で医師から検査してもらい、CPAP治療になってある程度落ち着いた場合はオンライン診療はとても便利です。
慶友銀座クリニックでも遠隔モニタリングということで、毎月数百名の解析をオンライン上で行っています。全てがオンライン診療というのは、まだまだです。
CPAP治療中の患者様で、肺が潰れる気胸になったり、蓄膿症でうまく鼻から空気が吸えなかったり、のどや口に実は悪性腫瘍が潜んでいたりと、いろいろなケースがあります。慶友銀座クリニックは、数百名のCPAP治療の患者様を請け負っているので、オンライン診療だけでなく、対面診療を随時取り入れることで、医療ミスのないCPAPフォローを行っています。CPAP治療はレンタカーに例えられますが、レンタカーも随時点検整備することで、故障も事故も起こさず、安心して車を運転できるのです。実地の診療と、疾患に見合ったオンライン診療との組み合わせが大切です。



